コラム
鹿児島大学

入試概要

 鹿児島大学は社会のニーズに応える医療を学ぶコミュニティ基盤型教育を推奨し、幅広く医学を学び地域医療の現場での即戦力となる人材を育成しています。また、学士編入学に対して、以下のように見解を述べています。

◀︎地域枠、学士編入学者も含め全ての学生が共に学ぶ▶︎
 一般入試、地域枠、学士編入学者は同じ科目を履修します。多様な背景と価値観を持つ学生が刺激しあい、グループで協力しあうことが学習の過程で求められます。このような経験は、様々な患者さんを理解し、医療の現場で異なる立場の医療専門職と恊働し、責任ある業務を遂行し続ける医師に重要であると考えます。

 以上から鹿児島大学が求めている学士編入学生像が透けて見えてきます。このように、大学が発表している文書には全て目を通し、志望理由書に手を加える必要があります。

◀︎教育理念▶︎
 鹿児島大学医学部の教育理念は、「人間性豊かな」、「地域に貢献する」、「研究心旺盛な」、「国際的視野に立つ」医学・医療の担い手を育成することにあります。意欲にあふれる学生の皆さんが、十分に計画された授業での学習やサークル活動などを通してお互いに切磋琢磨し、医学医療人に必要な知識、技能、倫理観を修得するための環境を提供いたします。(引用元)

入試内容

入試内容が変更されています。注意しましょう。

□■変更点をチェック■□
2024年度入試
 理科重視の試験へ(100→200点)
2025年度入試
 英語筆記試験廃止→外部試験へ
  TOEFL64点以上orTOEIC720点以上

◀︎理科▶︎
 生命科学のみの出題だった鹿児島大学ですが、近年化学や物理からの出題があります。その化学・物理も大学レベルにわたっているためかなり差がついています。しかし、あまりの難易度の高さから解けなかった文系出身の方も合格されており、物理化学の対策法は作戦によるでしょう。
 物理化学が出題されている今、例年同日に受験が行われる香川大学とどちらを受けるかはTOEIC取得点数や生命科学の難易度、倍率や進学後の留年率など、様々な要因を熟考必要があります。一度両方の過去問に目を通すことをお勧めします。

生命科学
 大学レベルからの出題です。基本的な遺伝学が頻出であるためここをまず抑えましょう。他はアバウトに全体から出題されている印象です。
☆抑えたい項目☆
①遺伝学(家系図、組み換え価)
②生理学(呼吸の基本計算や腎臓整理)
③免疫学

化学
 物理化学からの出題が主となっており、有機化学からの出題はありません。ここが香川大学との大きな差かと思われます。
☆抑えたい項目☆
①エントロピーの定義
②エンタルピーの定義
③ギブスエネルギー
④酸・塩基の計算

物理
 出題は稀ですが、出題された時は難しい。予想が難しいため、物理学が出題される他の大学の対策をしておけば良いでしょう。
☆抑えたい項目☆
①高校物理全般

◀︎英語▶︎
 ー作成中ー

研究内容(一部)

・免疫学講座
免疫受容体(リンパ球抗原受容体やITAM関連パターン認識受容体)とそのシグナル伝達分子

・疫学・予防医学講座
環境要因(重金属、放射線)の健康影響、がんの疫学(喫煙との関係)、お茶の動脈硬化予防

・神経免疫学講座
HTLV-1関連脊髄症(HAM)と成人T細胞白血病(ATL)、特にHAMは鹿児島大学が発見。

・ウイルス情報テクノロジー講座
C型肝炎ウイルス(HCV)、B型肝炎ウイルス(HBV)、SARS-CoV-2、インフルエンザウイルス等に対する治療法の研究

などなど

立地条件など

鹿児島には離島が多く存在するため、離島・地域医療実習で島医療が体験できる。医学部が存在する桜ヶ丘キャンパスは傾斜の高い丘に存在するものの、生活の便はよく楽しい学生生活が送れます。

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過去問演習

過去問を何周もして典型問題をきっちり抑えることが鹿児島大学の合格の鍵になります。
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